人材を育てるか、使うのか…後からの結果
先月、仕事終え夏完成したお施主様との☕︎時間…このお施主様は、中小企業の社長さん。
中小企業だけど業績は、ずっと↗↗右肩上がりで地盤地域その業種では有名な会社。
この方の話は凄く仕事に対して活力にもなり、貴重な時間だと思っています。
とにかく驚きなのは、お施主様として契約する前から何度か奥様もご主人の会社に来て下さり、細かい打ち合わせなどさせて頂くことありました。
そこでお会いする従業員の方、皆さん本当に全員人の良さ、穏やかさがにじみ出てる人ばかり。
ただ仕事に入れば厳しい顔つきになる方もいますが、…なんというか、嫌な悪の強さがない人達。
必ず色んな社内へ入れば、悪の強い人いるのですが、その会社にはいないのです。
これは監督や設計さんなども同意見でした。
社長さんの人柄なのかと…。
完全受注製造の物で、仕上がるのには3ヶ月必要な時もあり、簡単な物だと一ヶ月ほどらしい。
経理担当以外、17名ほどの従業員全ての方が設計・製造までを一人で仕上げることができる人ばかり。
製造にあたり部品や原料発注もするそう。
ただ大きな物に関しては、打ち合わせで担当を決めチームを組み作りあげるそう。
そして手が空いたら、他の作業を手伝う。
だから中小企業でも、仕上がり量は多くなる。
社長さんの意図は、全ての工程に責任をもち取り組めば万が一何処へ行っても役にたち戦力になる。
一部分の作業分担していると、万が一の時
例えば大手に勤務していたとしても、戦力にはならない。
ただ会社のネームバリューだけで採用をし、後々大変な会社を知っていることや、本人の為にもなる。と言う考え。
『人を育てる』を常に考えているよう。
人を使うのではなく、育てるんだな~と納得しました。
そして社長さんから社員さん、残業はほとんどしない。
10年程前までは、あたしも残業することが美徳と感じていた時期もありますが、今はお客様都合以外出来るだけ定時で帰るようにしている。
その分それぞれに工夫も増え、良い傾向だと思ってます。
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この社長さん、数年前台湾で3ヶ月出張で台湾会社の仕事をした経験あり、その時の話。
やはり日本人は真面目?だから今日の分の仕事を完了し仕事終わりとしたい為残業したらしい。
そうしたら1ヶ月後、台湾会社の社長さんから
お願いだから残業は今後しないでほしい。
これ以上残業続いたら
『我が家の家庭が崩壊する。』と言われたらしい。
台湾の人達も、なにより家庭が大切、夜は家族揃って外食が主なんだそう。
そんな経験をした社長さんも帰国後、仕事だけではダメ!
家庭ありきと考え、今に居たるらしい。
仕事だけの時間ではなく、家族・個人の時間を大切にする。
今色んな分野にAI導入されているけど、その社長さんは、いくら導入されても最終的に『人』だと…そして人とのコミュニケーション力は、どんな仕事や人間関係でもかかせないものだろう。と…
(AIは補佐的に活用)
語弊はありますが、人それぞれのコミュニケーション幅は違えど、必要だという話でした。